自宅に固定回線を引こうと思っているんだけど、どこにしたらいいの?
フレッツ光とNURO光、この2つはよく聞くけれど、何が違うの?
ここでは2つの回線の違いを、わかりやすく比較していきます。
さらに、ちょっとした注意点も解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
フレッツ光とNURO光のサービスを比較
フレッツ光とは、NTT東日本、NTT西日本が提供している光回線。
NURO光とは、SONYが提供している光回線です。
最初にフレッツ光とNURO光の大きな違いを、2点、挙げておきます。
・通信速度の違い
・提供エリアの違い
ちなみに、フレッツ光のなかにはフレッツ光クロスという下り最大速度10Gbpsのサービスもあります。
しかしまだ提供エリアが限定的なため、ここではフレッツ光ネクストで、サービス比較をしていきます。
通信速度の違い
フレッツ光とNURO光のいちばんの違い、それはズバリ、通信速度です。
フレッツ光の下り最大速度が1Gbpsなのに対し、NURO光の下り最大速度は2Gbpsです。
約2倍もの差があります。
動画などを視聴する場合には、NURO光を選んだ方がストレスなく視聴できるでしょう。
提供エリアの違い
もう一つの大きな違いが、提供エリアです。
NURO光の提供エリアは、以下に示すように関東、関西を中心とした一部地域のみです。
・北海道(石狩市、恵庭市、江別市、小樽市、札幌市、千歳市)
・関東(東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、栃木、群馬)
・東海(愛知、静岡、岐阜、三重 )
・関西(大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良)
・九州(福岡、佐賀)
フレッツ光の提供エリアは、NTT東日本、NTT西日本でサービスを提供しているため、全国をほぼカバーしています。
ココがポイント
通信速度はNURO光が有利、提供エリアは全国をカバーするフレッツ光が有利。
NURO光とフレッツ光の料金の違い
いちばん気になる料金について、月額料金と初期費用を比較していきます。
月額料金とその内訳
月額料金(税抜)は、NURO光が1,900~4,743円、フレッツ光が3,135円~6,270円です。
しかも、フレッツ光の月額料金には、プロバイダー、ウイルス対策のソフトは含まれていません。
ですので、さらに1,000円~1,500円前後、月額料金がプラスされます。
初期費用と実際のところ
初期費用(税抜)は、NURO光が43,000円、フレッツ光が16,500円~20,680円です。
それぞれキャンペーンや設備の状況により、初期費用は変わってきます。
NURO光のほうが、キャンペーンによる割引率が高く、実質3,000円になるパターンが多くなっています。
ココがポイント
月額料金はNURO光の方が安い。初期費用はキャンペーンを要チェック!
契約後の注意点
契約後に、「やっぱり他の回線に乗り換えたくなった」という場合の注意点です。
引っ越しのときに注意が必要な場合についても説明します。
面倒な乗り換え、楽な乗り換え
やっぱりフレッツ光→NURO光に乗り換えたくなった、もしくはNURO光→フレッツ光に乗り換えたくなった。
この場合は回線が異なるため、開通工事のやり直しが必要です。
auひかりやケーブルテレビに乗り換えたくなった場合も、同様に開通工事のやり直しが必要です。
ただし、フレッツ光→コラボ光(ドコモ光、SoftBank光など)へ乗り換える場合、開通工事は不要です。
この場合は、フレッツ光の回線をそのまま流用するためです。
注意が必要な引っ越し
フレッツ光の場合、東日本から西日本、西日本から東日本の地域へ引っ越しをする、という場合は注意が必要です。
NTT東日本とNTT西日本は別の会社なので、引っ越しの手続きではなく、解約と新規申込みの手続き、ということになります。
手続き時には、下記の事項をしっかり確認する必要があります。
・解約時・・・プロバイダーとの手続きが必要か
・新規申込み時・・・月額料金がいくら変わるのか、ポイントや割引サービスがどう変わるのか
工事の回数と開通までの期間
工事については、NURO光が2回の工事、開通までに約1~2カ月。
フレッツ光の場合だと、1回の工事、開通までに約2~4週間。
ただし、エリアによって開通までの期間には、ばらつきがあります。
ココがポイント
早く開通させたいならフレッツ光が有利!
まとめ
ゲームがしたい、動画が見たいということであれば、単純に通信速度の早いNURO光がお勧めです。
月額料金、初期費用の面でも、断然有利です。
多少時間がかかっても、待てる。
せっかく提供エリアに住んでいるんだから。
ということであれば、NURO光は選んで損はないサービスです。